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これは、私が自営業をしていて特に思うことですね。
1人で軽運送業を始めた直後なんかは、完全にど素人でしたから、いろいろな人の行動を勉強させてもらいました。

自分の実体験を今の会社に活かしていると言っても過言ではありません。

全く知らない仕事を始めたときに心得ていたこと。

軽運送という仕事に対して
・飛び込んで実際に仕事をして覚えていく=仕事のノウハウに関しては体で覚えていく
・仕事の種類は実際に自分が走っていろいろな仕事を覚えていく=仕事の幅も、自分から飛び込んで経験する

仕事のジャンルではない場所でのこと
・人間関係で嫌なことを言われる、嫌なことをされる=自分はこうしないようにしようと覚えておく
・人間関係で良いなと思うことを言われる、される=自分もこうしようと思い覚えておく

仕事に関しては、どんな人であれ、仕事を教わって自分が走るためには必要なことなので、聞いては知って覚えていくしかないのです。これは、どんな仕事でも誰かから教わらないと始まらないことです。インターネットでの事業も同じだと思います。

ただ、その教えるという行為についても、分かりにくい説明をする人や、けんか腰で教える人、上から目線の人、一言多い人、雑談が多い人などなど様々おりました。。
どんな人からでも「仕事」ですから仕事の趣旨を覚えて自分のものにしていきました。

でも、私が教えるときには、どうやったら分かりやすいか?覚えやすいか?
無駄なことは言わずにポイントだけを理解しやすいように話をするように気をつけました。

こういうところは比較的『自分なりに』伝え方は変わってくるとは思いますが、「仕事を教える」という部分においてはそんなに問題はないと思います。

本当に大事なことは仕事を教える、こちら側の姿勢
人がついて来るか来ないか?
できる人になるかならないか?
が決まってくるなーと痛感する出来事が多々ありました。

それは、自分が教えればた人は特に苦も無くこなしていたのですが、
違う人が教えると、教わった方は全然できていないというケースが頻発したからです。

何でこんなことが起こったのでしょうか?

それは、教える側の態度や心構えが一つポイントになるかな?と思いました。
つまりどういうことかと言いますと、
教える側が『自分の方が上』と思って教える人がとても多いということです。

私たち軽運送のドライバー1人1人は皆自営業者なので、全員が社長であり、オーナーになりますので、全員が対等な立場になります。ここを、私は徹底して強調してきました。
なので、仕事をしてもらう。
上から目線になると、仕事を「与えてやっている」と、勝手な勘違いが起こるのです。

なので、自分が教えているからといって、偉いわけでもなく、立場が上になるわけでもないのです。
が、人間どうしてもこういった勘違いをしてしまう方が多いようです。

これはリアルな世界でも頻繁に起こっていることです。
なので、おそらくインターネットのビジネスの中でも、「言い方」「対応の仕方」一つとっても、
とてもシビアに日常的に起きている問題なのではないか?と思います。

コミュニケーションとは人と人とのかかわりにおいては必須になります。

ここに必要なことは何か?

個人的に思うことは、こちら側は下手(したて)に出ておく、ということです。
そして、どんな時でも感情的にならないことだと思っています。

こうしておけば、大きな問題に発展することはないでしょう。
つまり、そういったコミュニケーションを心がける、ということです。

逆に変な人が相手としてあらわれたらどうするか。
人間関係においても仕事においても、『切る・断つ』というのは簡単にできることです。
だからこそ、最後の最後までこちらから切ることをしないで、その人の可能性を信じてみたいと常日頃私は思っています。
人間ですから間違いは起こします、ミスもします。1度2度の失敗は誰にでもあります。
こういったことを『上から目線ではなく』、『同じ立場として、もしくは下から目線で』考える、対応するように心がけています。
自分が逆の立場ならどう思うか、感じるか?です。

そして、反省している人に追い打ちをかけない。
反省しない人はやんわりと注意し、次回、同じミスをしたら私はバッサリと切ります。
それこそ、問答無用です。

反省しない人は何度救いの手を出してもそうそう変わりません。
これも私の経験から導き出した答えです。

私はいつも思うのですが、コミュニケーションとはいうものの、
最終的には「自分がされたら嫌なことはしない」を自分が持ち続ければ良いのではないか?と思っています。

もちろん、自分が正しいかどうか?を疑えばキリがないのですが、「普通に考えて」、または、「客観的に人として」、これはどうなんだろう?と考える。
また、自分が感情的になっているときこそ、
少し間をおいて言葉を選びながらお話をする。

些細なことかもしれませんが、一歩引いて考えてみるなど、
自分の1人称の考え方に執着することなく、
多角的にその判断で良いのかを考えた上で、
言葉を選ぶ必要はあるのではないでしょうか?

なぜ、こんなにも細かいことをお話しするかというと、私自身、株式会社の社長をしております。
私の発言は、会社の意志につながります。私が行う行動は、会社の行動と見られてしまうのです。

なので、私の発言する一言一言、また、私が行動する一挙手一投足がいろいろな人に見られているが故に慎重にならざるを得ないのです。

ミスをした人をバッサリと切れば、この会社は1度のミスでも首を切られるとまわりは思いますし、そういったうわさが立ちます。また、他の同業他社にもその噂は広がるかもしれない。取引先にも知れ渡る可能性もあるかもしれない。

私(社長)の発言行動はそれくらい慎重でなければならないと思っています。
インターネットで気軽に事業をされている方もいらっしゃるのかどうか分かりませんが、ビジネスとは本当に慎重に行うべきことであり、その根底にあるのは、1対1の人間関係です。

だからこそ、他人に対しての発言・行動は大切になるわけです。

遊び感覚でブログを作る、これはいいことだと思いますし、楽しんでやるべきだと私は思います。
ただ、ここから先、人と人とのかかわりに発展したうえでのビジネスとなると、私がここまでお話ししたコミュニケーション能力(と言っても大したことはお話ししていませんが(汗))が、とても重要になることをご理解いただけたのではないでしょうか?

たった1人とはいえ、お金をもらう以上は事業家です、そして、社長になるのです。
社長とはなんぞや?というお話はまた別の機会に譲るとして、
「1人の事業家としての発言・行動である」との自覚と責任を持ったコミュニケーションをこころがける、ということが、最も必要なことではないでしょうか?

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