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このお仕事、パチンコ屋さんの仕事終わってから年末年始の短期の求人募集を見て、働き始めたお仕事でした。

当時八王子に住んでいた私は、東京駅までは京王線で新宿まで出て山手線で東京駅へ。
まだ、スマホとか出てませんので。
インターネットで調べるということが、一般的ではありませんでした。
(私だけ?)
当時は2001年。
年末の外はくそ寒い時期だったかどうか記憶はありませんが(笑)たぶん寒かったでしょうね(笑)
最初の記憶というのがあまりないのですが、、
おそらく、年末年始の間だけは10:00~最終(22:00くらい)から泊まり込みで、翌朝5:00~10:00までと決まっていたと思います。

このお仕事、東京駅の新幹線のホームに設置されている、お弁当屋さんに入り、そこでお弁当を売るというお仕事。
ほとんどが1人のお店ばかりで、なかにはちょっと大きめのお店で2人入り込むようなお弁当屋さんもありました。
基本的には、ずっとその場所にいなければいけないので、トイレに行きたい時も誰か代わりの人を呼ばなくてはなりません。
また、そのお店の釣り銭置き場にお金が残った形になるので、少しでもお店から離れるわけにはいきませんでした。

で、お客さんが来ないときにはぼーっとしていられますが、新幹線が入ってきて、発車時刻が近付くとドバっと人が押し寄せてきます。この繰り返しです。お弁当自体は弁当供給部隊がいまして、期限が決まっているお弁当を引き上げたり追加したりと定期的にまわっています。
よくできたシステムだなーと思いましたね(笑)

で、他の場所でもお話ししましたが、その弁当供給部隊は東京駅のホームの下を移動します。
ところどころエレベーターがありさらに地下に潜れるようになっています。
事務所自体も地下の一室にあり、お金の勘定やシフトなどが貼ってあったりしました。
お風呂や寝るための大部屋も地下に完備されており、働く場所としてはアリだな、って思ってました。
なんせ、お風呂があるというだけで個人的にはだいぶテンションは高かったと思います(笑)

当日さばけなかったお弁当は廃棄となるため、当日中に食べなくてはならないため、人気のあるお弁当はみんなで取り合いになります(笑)。毎回残るお弁当はいつも食べる羽目になるため食べ飽きます(笑)

つまり、このお仕事自体で、食べるものとお風呂に寝るところが完備されているため、長い人は2泊3日くらいしてました(笑)
もちろん、人がいないということもあるのでしょうが、働ける人は何日でも働くことができる状態でした。
なので、短期間のアルバイトで入ったものの、そのまま私もい続けることにしました。。

ここで働き始めてすぐに2001年が終わります。
2002年の新年を東京駅で迎えました(笑)

この職場でも演劇部の違う先輩と出会いました(笑)
で、ここで出会う人たちといろいろ話をすることが多くなりました。
なかでも、50歳くらいの人だったでしょうか?

ある程度仲良くなった後に、自分よりあとに入ってきた27歳くらいの後輩が私とその50歳くらいの人との会話に混ざってきました。当時の私はまだ、24歳くらい。50歳くらいの人と普通にタメ語でしゃべっていました。
その27歳に
「いくつに見える?」と私の年齢を質問してみると、
「同い年くらいですか?」と返事がありました。

「あ~残念、いま、24です。」と言ったら相当衝撃だったようです。
「タメ語でお話しされてたので、同い年くらいかと思っていました。」とのこと。。

確かに白髪は多かったですが、まさか倍以上間違われたのは後にも先にもこのときだけです(笑)

で、基本のシフトは朝から入って、翌朝まで。
で、実際に働き始めると、夕方の17:00から入る人や17:00で上がる人。
最終で帰る人や、前泊して朝から入る人など様々おりました。

そのため、自分の働きやすい状態を探しながら、ここでの生活を楽しんでいました。
結果的に3月くらいでしょうか?
暖かくなってきて春っぽくなってきた頃に電車に乗っているときに貧血になります。
そのままうずくまり、駅に着いた時にホームにごろんと横になって駅のどこかベッドのあるところに運ばれました。
少し休んで、会社に連絡をして病院に行くことになるのですが、こういうことって高校時代は良くありました。

生まれつき、電車が苦手みたいです(笑)

で、これがもとでこのお仕事も辞めてしまうワケですが、この仕事をずっと続けていても良かったかもしれません。
ま、今となっては過去は変えられないのでどうしようもないのですが。。

個人的には面白い仕事だったので、この仕事はアリかなと今でも思います。

このとき、けっこうたくさんの人と出会っていろんな話をしました。
なんせ、仕事終わった後は一緒に弁当を食べ、一緒に風呂に入り、同じ部屋で寝て、翌朝も話しながら各売り場に散って行ったわけですから、話ができる時間は比較的多かったので、仲良くなるといろんな話をすることができたので、仲良くなって家に遊びに行った人なんかもいました。(男ですけどね(笑))

でも、若いうちって、人との出会いにむとんちゃくになるというか、まだまだこれから先もいっぱい人と会うんだろうなって思ってるわけじゃないにしても、どうしても人間関係というか、縁を大事にしないというか、、、

もっといろんな人と関わり合いながら、縁を大事にしていたらもっと楽しい人間関係が構築されていたかなーと思います。今は1人1人を大切にしようと思ってはいますが、急激に増える人間関係を維持していくのも大変です。
若いころからじっくりと少しづつ人間関係もふやしていければ、もっと面白くなるような気がしました。

ちょっと脱線しましたが、東京駅の弁当売りのお仕事、以上です。

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