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福岡空港が民営化する。

福岡に住む者としては(埼玉からの移民ですが(笑))、ちょっと気にはなっていました。
各企業が連合軍を作って、入札をしていたようですが、今日の新聞に福岡エアポートホールディングスを中核とする企業グループが優先交渉権を獲得したようです。
ここには、九州電力や西日本鉄道などの大手企業が名を連ねているようで、今後の福岡空港の変貌ぶりが楽しみではあります。。
とは言っても、まだ、優先権を獲得したという報道だけで、具体的な着手には至っていないでしょうし、今後本当に変わっていくのはまだまだ先の話になりそうです。

私が九州は福岡に来た頃、片側一車線の道路が、それこそ3~5年はずっと工事していました。
というか、途中の段階で放置されていました。
「この道路、一体いつになったら2車線になるんだろうか?」
地元の人たちもずっと口をそろえて言っていましたが、あるとき、突然開通しました。
それからは、走りやすくなった2車線道路を快適に使わせてもらっていますが、これもとても時間がかかりました。

福岡には他に、かつては有料道路だった八木山バイパスや、筑紫野と鳥栖?を結ぶ旧筑紫野有料道路が、いまでは、無料で普通の道路として存在しています。

関東にそんなのあったかなー、と個人的には思いましたが、福岡はかつては有料道路がいまでは無料で使える道路、として、利便性をうまく生かしています。
無料で、解放することによって福岡市内に行きやすくなる、ぶらっと遊びに行ける。
そういった環境づくりは『上手だな』と思います。

福岡空港も、発着率が日本で一番高い、など言われ改善することは多々あるのでしょうが、民営化することによって、さらに大きな視野であらゆるアイディアを形にしてほしいなと思います。

九州自体をとってみても、福岡市以外の県内の都市部、地方都市など、また、福岡以外の件をはじめ、確実に人口減少が進んでいるようです。
関東であれば東京に、関西であれば大阪に、中国地方なら広島?、各地方で一極集中の都市化がさらに進んでいくことを考えれば、今後は空港や港をはじめとした、海外の玄関口をさらに広げていかなければ、日本という国そのものが危うくなる、と新聞にも書かれていました。

日本そのものの人口減少。
これを食い止めるのが先なのか?
海外にもっと目を向けて、観光大国として外貨を日本に呼び寄せるが先か?

もちろん、同時進行で進めていくことができるのであればそれが一番いいと思いますが、今回の福岡空港民営化もその一端を担っていると言っても過言ではありません。
とくに、国際線に力を入れると、優先権を獲得したグループの幹部は仰っているようです。
福岡空港そのものは国内線に関してはホントにトップクラスではないか?(もちろん羽田空港には勝てないでしょうが。。)
と思うくらい、東京発着の便がとても多いです。
で、いざ飛行機のチケットを取ろうとしてもなかなか取ることができないことが多いです。

で、そもそも何で民営化なの?
と疑問に思ったのですが、どうやら福岡空港の収支自体は30億円程度の赤字らしいです。。
これが、今回民営化に踏み切った最大の理由でしょう。

どういったかじ取りでどこまで収支を改善できるのか?
あたり一辺倒とは言いませんが、国から民間企業へとバトンタッチされている例は枚挙にいとまがありませんが、今回の空港事業。
パイが大きいだけに、どういった方向に進んでいくかは全く分かりませんが、個人的には楽しみだなーと思っています。
基本的には国内線しか利用することがないのですが、今回のことで、国際線の利用を増やそうと考える人も先々は増えていくように思います。

今後の楽しみが一つ増えました(笑)。
動向を注目していきたいと思います。。

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