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今回の大阪市長のリーダーシップの背景には、『大阪のため』が最も大きなポイントであったと思います。
これは、地方行政が「独立採算」に舵を取り始めた国の方針をもろに受けています。

(連続記事になります。
参照はこちら。。
1大阪の公立学校教員の初任給が、来年度から26万円に!?

2大阪の公立高校教員の初任給を全国トップに!大阪市長の行動から見えた、リーダーたるべき行動力とは?

(日本という)国は今まで、国の税金で各県にある程度の分配を行ってきました。
県は県民税始め同じような形で、各県が抱える市町村に分配をしてきました。
各市町村はそれぞれ自分の市町村に居住する住民からの税金と、県・国からの補助金的な分配を受けて運営を行っています。

ふるさと納税をはじめ、各市町村によっては財政、まぁ財布の中身がひっ迫しているところもあれば、有り余っているところもあり、そのかじ取りは非常にシビアな面があるのだろうと思います。
また、こういった税金は余らせるワケに行かず、運営方法そのものも神経を使うことになるはずです。

先日のサイクリングに力を入れる地方自治体のお話にもありましたが、それぞれの市町村の特色を前面に押し出し、民間で言うところの「独立採算」に力を入れてきています。
ふるさと納税に関してもまさにそうです。
特に居住者の少ない地方の市町村にとっては、居住者以外から収入?を賄うことができる絶好の機会だと思いますので、ここに力を入れている市町村は多いと思います。

さて、今回の大阪市長の「初任給を全国で1番に!」これは、ブログで言えば、「ニッチなキーワードで検索上位に、否、検索でトップに!」と言っていることと同じだと思います。
公立学校の初任給の金額で、全国でトップを取ったからと言って、直接的に「すごいか?」といわれれば、そんなに大したことではないと思います。
ただ、これから教師になろうと思う人には、「どうせ教員になるのであれば、大阪が一番初任給が高いから、大阪を受けよう」となるでしょう。
また、現に教員になっている人も、中には、大阪に転勤しようと考える人も出てくるかもしれません。
これは、ホントに「ニッチな」部分です。

ただ、これからの地方自治体のあり方、ブログの方針の考え方には共通点が多くあるように思えます。
これを断行するかしないかは、リーダーの一念に他なりませんし、ブログを運営するリーダーの一念とも言えるでしょう。
ブログを運営する=事業を運営すると言っても過言ではないと思います。

そして、ここにもう一つ大きなポイントがあります。
大阪市が新入の教員を呼び込むことができれば、そのほとんどは大阪市に住むことになるでしょう。
そうなれば、大阪市の税金収入が増えることにつながります。
そして、大阪市の人口が増えれば、そこで生活をするため、大阪市の消費も活性化します。
お金が回れば大阪市も税金収入がさらに増えます。
これが大阪市長の最大のポイントだったと思います。
そのための、公立学校教員の初任給の底上げと、全国トップ!ということだったと思います。

ここに関しては、ブログの運営とはあまり共通点はないのかな?と思いますが、ホントにブロガー同士がつながってある程度の組織を作るようになってくると、このようなプラスのサイクルを構築できるのではないか?と思います。

次に、これも先日お話ししました。
この大阪市長は有名人では無いということ。
あるところでは有名人なのかもしれませんが、市長に選ばれた最大の要因は、「橋下さんの後継者」という後ろ盾だったに違いありません。もともとは弁護士資格と税理士資格を持っていたということですから、地道にその道でしっかりとお仕事をされていたのだと思います。
選挙ってだいたいそうだと思いますが、実際に選ばれた人はメディアを通して良く聞く名前はほんの一部。
プロ野球選手にも言えますが、「有名人はほんの一握りしかいない」ということです。
つまり、「その他大勢」でひとくくりにされてしまいますが、こっちの方がほとんどなのです。
何が言いたいかというと、選ばれるまではひたすら頭を下げて選んでもらい、選ばれた後は「何をしたかという実績でしか、評価を受けることがない」ということです。
結果として、何をしたのか?

これも、ブログで考えれば、「最初は有名人では無かった」ということです。
ある程度名の知れた人たちも最初は皆そうだったはずです。
また、ある程度名の知れた人たちも、その世界を一歩出れば誰にも認知をされていないでしょう。
スタートが有名人である必要はないし、ある程度名が売れても有名人といえるのか?というところ。
そして、ブログを運営していった時の「実績」は何なのか?
これは地方行政を取り仕切るリーダーと同じことが言えると思いませんか?
個人として情報発信をしている、それは誰かのためであるはずです。
(そうでない人もいるでしょうが。。)
では、その誰かのためになる情報発信をし続けた結果はどうなのか?
どういう実績を残したか?
それは単にお金の額だけではないと思います。

どの地方自治体も、どこかのニッチな世界で1位になろうと躍起になって戦っているのだろうと思います。
そう思ったら、公務員の給料は保証されていていいな、という外野的な意見だけでは片づけられないような気がします。
地方行政のその内部では、外からでは見えない何かで必死になって働いている人たちが大勢いるのだろうと思います。

私をはじめ、ブログを作っている人たちも、表面的には見えないことだらけですが、必死になって記事を作っているんだろうと思います。私は毎日必死です(笑)
ブログを作っている人は組織を作ってやっている人はあまり多くないのではないかと思いますが、ブログ運営といえども一つの事業です。組織とは言えないまでも、どういった分野で検索上位を狙っていくか?そのためにはどういった記事を更新して積み上げていくのか?みたいなことは必要なのかもしれません。

ちょっとした些細な新聞の記事ではありましたが、1人の行動から、リーダーがかじ取りをする、そこにはどういった狙いがあるのか?そのためにどう動いたのか?という部分を読み取り、自分のやっていることに反映していく、また勉強をしていく、そういった取り組みは今後も続けていきたいと思います。

参照はこちら。。
1大阪の公立学校教員の初任給が、来年度から26万円に!?
2大阪の公立高校教員の初任給を全国トップに!大阪市長の行動から見えた、リーダーたるべき行動力とは?

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