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今日の新聞を見ててふと目にとまった記事が。
文部科学省が「学校環境衛生基準」なるものを定めているようなんですが、これを一部改正して全国の教育委員会に通知を出したそうです。
これまで、小中高、大学の望ましい教室などの室温は「10度以上30度以下」だったそうです。
これを「17度以上28度以下」に変更したようです。
通知は今年の4/2付。
それまでの基準は1964年に定められたもののようで、今回は50年以上を経ての改正とのこと。
私が小学生中学生のころは、冬にストーブはありましたが、夏場は全面窓を開け放して風を取り込んで、汗をかきながら授業を受けていた印象が強いのですがいかがでしょうか?
そもそも、エアコンが教室についていた記憶はないのですが。。。
「暑さ寒さに耐えるのも教育」という意見がある一方「勉強に集中できない」との意見もあるようです。
まぁ、どちらもそれなりに分かる気もするのですが。。
基準ができた1964年当時、エアコンそのものの普及率は1.7%だったらしいです。
それが、今では91.1%もの普及率となったエアコン。
つまりは、エアコン慣れした今の子供たちには夏の暑さに耐えろと言っても、なかなか難しいようです。
また、温暖化の影響もあり、夏の気温も当時の日本の夏とは違う気温になっているでしょうし。。
下手をすれば40度を越える教室もあるのではないか?とも思えますし。
学校のエアコン設置率も昨年の4月付で49.6%にもなっているようで、今では教室にエアコンのある風景が当たり前になっているのでしょうね。
私は今でもそうですが、夏場にエアコンをつけて寝ることはほとんどありません。
逆に体調を崩してしまうことが多いためで、車に乗っていてもどちらかというと外の風を取り込みながら運転する方が多いですね。ただ、冬は暖房付けて運転することが多いですが。。
ただ、エアコンをつけて体温調節に慣れてしまうと、なかなか体は順応することが難しくなっていくのでしょう。
私が小学生中学生のころとはだいぶ環境も変わってきているので、昔はこうだったああだったと言ってもはじまらないのでしょうから、今の子供たちに合わせた環境づくりも必要なのでしょう。
なんだか、ものすごく年をとった親父みたいなことを言っているなと自分でも思いますが、ちょっとした記事ではありますが、個人的にはとても衝撃を受けた記事でしたね。
これから夏本番に向けていろいろ忙しくはなっていくでしょうが、環境づくりも必要でしょうが、部屋に閉じこもってばかりいないで外に出て汗をかいて、本来人間の体がもつ順応力も鍛えていった方が、私はいいような気がしますが、皆さんはいかがでしょうか?
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