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昨日の新聞から、ちょっと気になる記事を発見しました。
「マネーコネクション」を導入する高校が全国的に増えているようです。
タイトルにもあるように、「金銭感覚を養う教育プログラム」のことらしいですよ。
私は初めて聞きました。
この教育プログラムを全国の高校で導入している?
つまり、金銭感覚を勉強しているということでしょうか?
このプログラムの根幹には、社会に出る前に、お金の使い方・しくみの勉強をすることで、「若者のニート化」を防止しようということで始められたようですが、この「マネーコネクション」が全国の高校に導入されているということは、ある一定の効果があるということなのでしょう。
少年院でも、罪を犯した少年の社会復帰にも役立つということで導入しているところもあるようです。
この「マネーコネクション」はNPO法人「育て上げネット(東京)」と新生銀行が2006年に開発したそうですが、それから10年以上の月日がたつ現在でも普及しているところを見ると、しっかりとしたプログラムのようですね。
内容としては、
・社会に出てから必要になる食費や税金などを考え生活費を計算
・アルバイトや正社員といった雇用形態や月収額が書かれたカードを引く
・生活費を得るために必要な労働時間などを考え生活設計をしていく
というもの。
これまでに、36都道府県、496校が導入しているそうです。
金銭感覚を勉強するということ自体が私にはちょっととっつきにくいな~と思うのですが、でも確かに、私の周りを見渡すともらったお金を何も考えもせずにパ~っとつかっている人って意外と多いなとは思います。
自分のために投資する、勉強する。
何かのために貯金する。
ある程度の生活設計をしてそれに向けてお金を貯めるという人は私の周りにはほぼいませんね(笑)
そういった意味では、このような取り組みは良い事なのかもしれません。
ただ、人によっては自分で稼いだ金について、他人にどうこう言われたくないと思う人も多いような気がします。
であるからこそ、若いうちにこのような教育を受けておくということはとても良いのかもしれませんね。
収入として入ってくるお金は多いに越したことはありませんが、ほとんどの人はどんなに多くても少なくても、次の給料日に残らない人はいくら増えても残らない。
逆に、お金を残せる人は、収入が増えるとより残すことができる。
そんなに大きな差はないように思えますが、結局のところ、その人がどこに目標を置いているかで、お金を今使うのか?先の目標のために使うのかで大きく変わってくるような気がします。
「マネーコネクション」という言葉、今後こうこうだけでなく、社会人の中でも流行していくような気がしますが、いかがでしょうか?
むしろ、「マネーコネクション」そのものを社会人向けや、従業員向けに作ってみても面白いのではないか?とも思いましたね。
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