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このゲーム、出始めは私が高校生の時でした。
当時知り合った友達(今でも友達ですが。。)に進められて、始めたのですが、
衝撃的だったのは、まず、しゃべること。
いわゆる、「実況」ですね。
当時はスーパーファミコンだったのですが、「言葉をしゃべる」というゲームはほとんどなかったんじゃなかろうか?と思います。まぁ、出始めのころだったんでしょうね。
で、もう一つ衝撃的だったのが、「変化球」でした。
カーブとかフォークっていうのはなんとなくイメージはできましたが、シュートとかスライダー、シンカーなんかはイメージできませんでした。
で、このゲームはそれを分かりやすく投げることができるし、分かりやすいワケですよ。
そんなこんなで一気にハマりました。
毎年新しいのが出るので新しいソフトを買ってました。
で、全盛は学生時代。
当時何本目か忘れましたが、選手育成ができるサクセスモードが出始めたばかりのころで、当時演劇部に所属していた私は、同期の3人の男どもと混じって、チームを作り、みんなで対戦していました。
メンバーはみな、演劇部のメンバーをモジって選手を作っていました。
なので、それぞれ同じ人間が各チームにいます。
人によっては投手になっていたり、外野手になっていたりと、完全にウチワの世界だけで楽しんでいましたが、これはこれで新しいソフトが出るたびに作り直して、全員のチームを入れ込んでオートでペナントやってみてどのチームが優勝するかとか、誰がMVPになるとか、いろいろな楽しみ方をしていました。
学生時代の半分以上はこの実況パワフルプロ野球をやっていたような気がします(笑)
あるときはサクセスで選手を作るのをみんな集まって見ながら雑談。
そのうち酒を飲み始め、ゲームやっている人間以外はまわりでドンチャン騒ぎして、ゲームやっている人間以外はみんな寝て、起きたら、3人くらい作っていて、作る人間が変わると、その人は寝て、残った二人は食料の調達をして、帰ってきたらみんなで食事して、違う人間が選手を作り始め、夜になるとまたどんちゃん騒ぎして、、、まぁ、何をしていたのか全く記憶にない学生生活ではありましたが、、(勉強しろと思いますが、、)
芝居の無い期間はホントダメダメ人間の集まりでしたね。。
で、やれ単位が危ないとか金がないとか食べるものがないとか、、
やりたい放題遊びたい放題の毎日だったような気がします(笑)
その中心にあったのはいつもこのパワプロ。
いま、社会人になっていろいろ経験してくると、ゲームをやり出したらたぶん寝てしまうのではないかなと思います。
また、ホントにハマってしまったら仕事に手がつかなくなりそうで、手を出せないな、と思うのが現状です。
本当に、何でもやりたいことができる時間って今考えると貴重だったなーって思いますね。。
もう少し余裕ができたら、こんな生活をしてみたいと思いますが、その時にこういう友達はなかなか見つからないでしょうね。。
だからこそ、学生時代って楽しい貴重な時間だったと思います。
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