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これも今日の新聞からですが。。。

新聞記事は中小企業が率先して、ニートの若者を職場体験や研修などを行って雇用に役立てているという記事の内容でしたが、私が衝撃を受けたのは違う部分です。

若者の数は年々下がる一方なのに、ニートの数はずっと50万人を越えたところを維持しているという部分。
これって衝撃ではありませんか?

つまり、ニート率が年々上がっているということの裏返しですよね?

これもどこかでお話ししたかと思いますが、夜勤のコンビニのアルバイトは外人ばかり。。
工場や土木関係なんかも最近では外国人の留学生などがたくさん働いていると良く聞きますし、見かけることも多いです。
明け方早くから車に乗って仕事に行っている最中に自転車に乗った外国人の若者が集団で移動しているところも良く見かけます。
また、私のところに所属しているドライバーなんかも良く愚痴ってますが、「若い女は一体どこに行けば会えるんだ」(笑)と耳に入ってきます。

これってつまり、(もちろんそんなことはないでしょうが、、)家にこもりっきりの若者が増えているってことなんでしょうか?
ニート率が上がれば当然結婚なんて夢のまた夢でしょうし、さらに日本の人口が減っていくのもうなずける現象だと思います。

一時期3K(きつい・きたない・きけん)の仕事は敬遠される、なんて言葉がありましたが、今やそれどころでは無いんですね。。
そもそも仕事をしたがらない人が増えているということでしょうか?
親の世代は年金があって、生活に困ることはないのでしょうが、その年金を頼りに中年でもひきこもりが増えていると聞きます。
「親が死んだらどうするのだろう?」
おそらく、親自身もそう思っているでしょうし、本人もその自覚はあると思います。

しかし、私の会社でも良く言われていますが、
「人間、ラクを覚えてしまうと、なかなか汗をかくことをしなくなる」
コレ、私の会社の業界でも良く言われています。
ラクを覚えると、自ら率先して何かをしようとは思わなくなるんですよね。
むしろ、もっと楽な方へ流れていってしまう。。

以前、20代の若者に向けてメッセージを送ったことはありますが。。
20代はとことん思いついたことをやるべきだと思う
気合と根性で乗り切る!
みたいなことはもう古いんでしょうかね?
インターネット中心でお金を稼ぐことができてしまうと、自分の体を使ってお金を稼ぐという風にはならなくなるでしょうしね。。
これも以前どこかでお話ししたかと思いますが、インターネット中心の仕事になると、生身の人間同士の付き合い方や、ぶつかり合い、信頼関係なんかがとても希薄になってしまうような気がしてなりません。
私はどちらかというと実世界の人間関係を大事にしながら商売を進めてきましたので、なおのこと顔の見えないインターネットでの商売というものが、この先どうなっていくのか?と思っています。

一部の特権階級だけが儲かり続け、人を人と見ず、あたかも会社の歯車のような扱い方をしていくのかどうか?

と、ちょっと話がそれてしまいましたね。。
ニートも人間関係がイヤで外に出ない人、働きたくないからラクをしている人、精神的な病気になってしまった人、様々理由はあるのでしょうが、今後もこのニート率が上がり続けるようであれば、どこかでテコ入れしないと、さらににートの数は増えていくのではないか?と危惧しています。

何のために生まれてきて、何のために生きていくのか?
これは本当に難しい問題だと思いますし、それが分かっている人の方が少ないのではないかとも思います。

今後どういった転換をしていかなくてはならないのかも全く分かりませんが、私個人としてはどこかでテコ入れしていかないと日本そのものが沈没していく可能性もあるのではないか、と勝手に思っています。。

私個人も何にもしていないような人をうちの会社で働いてもらったことがありますが、今後もその活動をしていきたいな、とは思いました。全ての会社が同じ方向を向くことは難しいでしょうが、気づいた誰かが方向転換をしていかないと、ニートの人数は上がる一方なのではないでしょうか?

皆さんはどうお考えでしょうか?

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