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厚生労働省は6/1に2017年度の人口動態統計を発表したようです。

これによると、1人の女性が生涯に産む子供の数は1.43だったようです。
この数字は前年を0.01下回り、2年連続で低下したそう。

2017年に生まれた子供の数は94万6060人で、統計を取り始めた1899年以降(ものすごく前からとり始めていたんですね)最少記録を更新したそうです。

この数字って怖いですよね。
2016年でしたか、100万人を割ったという報道をテレビか何かで見ましたが、それから考えても既に5万人は減っています。
今後もまだまだ下がり続けた場合いったい日本はどうなってしまうのでしょうか?

昨今は晩婚や独身のままで、といった意見も良く聞かれています。
高齢になってからの人工授精が成功したとの話もちらほら聞こえてきます。

いつぞやの新聞に世代間の経済的なギャップが激しすぎて今の若い人たちの給料ではとてもではないが夫婦共働きでないと経済的に子供は作れない、また、結婚そのものに魅力を感じないなど、経済的な要因が結婚や出産の歯止めとなっていることにも政府関係者は懸念を抱くべきだと思います。(もちろん感じているからこその対応をしているのでしょうが。)

また、働き方改革などの対応は結婚後の働く人間を増やす、経済的に仕事を供給する、反対に、業種によっては深刻な人手不足解消を、と様々対応に苦慮しているのも見受けられます。

人口減少、それはそのまま日本沈没を意味します。

インターネットが本格的に普及してから20年近くたつでしょうか?
その間、派遣法が制定され、会社に就職をしたらそのまま定年まで安定した生活が保障されていた時代が終わりをつげ、バブル崩壊等々金融危機などの世界的な不況にも影響を受け、大手企業ですら倒産する時代に入りました。
反面、インターネットで収入を得ることを覚えた若者たちは、一般社会で働くことを避け始め、深刻な人手不足解消のために外国人労働者を招き入れざるを得ない企業が続出。

もちろん全てが全て一くくりには言えないでしょうが、なんとなくそんな傾向が見え隠れしているような気がします。

汗を流して生計を立て、将来のために子供を育て、晩年はゆっくりと生活をする。
そんな時代も見通せなくなった今、本当に必要なことは何なのか?
ちょっと考えさせられる情報でした。

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