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昨日の記事(平成30年間を男女の流行語で考えてみるという新聞記事を読んで)に引き続き、今日の新聞にも面白い記事がありました。
高齢者の恋愛や結婚が増えているようです。
特に65歳以上の婚姻数に至っては増加傾向にあるとのこと。
新聞には様々な相談や実体験が載っていましたが、これっていったいどういうことなのでしょうか?
確かに世間的には「年配者はお金を持っている」とよく言われていますが、お金もそうですが「時間」もかなりゆとりがあるのも事実でしょう。また、65歳以上の単身者世帯が平成元(1989)年には11.2%だったのに対し、平成28(2016)年には18.6%に増加しているという事実にも要因があるようです。
人生において子供を育て終わり、パートナーとも死別や離婚などをして独身に戻った状態ではやはりさびしさがつきまとうでしょうし、異性を求める気持ちも分からなくもありません。
ただ、それを知る子供世代にとってはなかなか理解しがたいモノもあるでしょう。
また、本来であれば自分たち子供にいきわたるはずの財産分与も結婚を機に1/2を新たな配偶者に持っていかれてしまうという事態にもなるのでは、気が気でなくなる可能性も出てきているようです。
様々な思いが交錯するとは思いますが、もしも自分が高齢者で独身に戻ったとしたら、新しい異性との恋愛に気持ちが傾くのも仕方がないかな?とも思います。
その時に、子供たちに迷惑がかかるからとか孫に迷惑がかかるから、という思いもわいてくるかもしれませんが、自分自身が65歳まで生きていたのであれば、やはり最後の恋愛になるかもしれないという思いも出てくるような気がします。
かつては離婚は恥といわれ、一度家を出たら戻ってくるなといわれた結婚。
いまは当たり前のように離婚をする時代になりましたが、これからは高齢者が離婚をするのも当たり前の時代になっていくのかもしれません。
現役世代はスマホやインターネットで、かつての日本では無い世の中を作り出していると思いますが、同じように、高齢者の世代でも新しい今までとは違った文化が生まれているのかもしれません。
いつぞやの記事にも書きましたが、人生100年(関連記事:人生100年時代に突入!もう一度おかねの使い方について考えてみました。)という時代に入ってきました。
高齢者は寿命を延ばし、子供たちはどんどん減っていき、高齢化社会に突入している今、一生懸命働いても年金がもらえるのかどうかも分からないと嘆いている現役世代の新しい文化として、「高齢者の恋愛」という部分も頭の片隅に置いておかねばならないのかもしれませんね。
ある日突然、あなたの両親が離婚をし、それから間もなく「新しい人と結婚する」といわれたとき、あなたはいったいどう思うでしょうか?
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