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久しぶりに今日の新聞より。

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平成の30年間を男女の仲を表す流行語で振り返る。

1989(平成1)年 「みつぐ君」「アッシー君」

1990(平成2)年 「成田離婚」

1997(平成9)年 「パラサイト・シングル」

2004(平成16)年 「負け犬」

2008(平成20)年 「婚活」

2009(平成21)年 「草食男子」

2016(平成28)年 「逃げ恥」

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これらにはそれぞれ解説がついていましたがざっと拾い上げただけでもこんな感じです。
これもかいつまんでお話をすると、バブルの絶頂から、愛の無いお金がらみの恋愛・結婚。
そこから時代は流れ、努力をしなければ結婚ができない時代へと突入し、やがて、結婚だけでなく恋愛すらもしない今の時代へと流れてきているというお話しでした。

その背景には経済的な余裕の無い今の男性と、逆に働く場が増えて自立できてしまっている女性という構図がある、との指摘も。

少子高齢化をさらに加速させている要因はここにもあると私は思いますが、かつてはお見合い結婚が主流だった日本にあって、欧米などから恋愛結婚がこれからの主流になるんだ!と意気込んだ親の世代。結果的に今の状態になってしまった恋愛結婚は本当に日本に根付いたと言えるのだろうか?

今の若者の意見はといえば、恋愛は「面倒くさい」。

かつて田舎は娯楽が無いため、あるのはパチンコ屋かラブホのみ、と揶揄されていた時代もありましたが、今の世の中インターネットさえあればどこにいても誰かとつながれる。買い物もできる。田舎も都会も関係なくなった時代です。

だからこそ、外に出ていくことも「面倒くさい」
直接人と会って自分の時間を取られることも「面倒くさい」
恋人に気を使うことすら「面倒くさい」

何もかもがこの一点で終わるわけではないでしょうが、こうなってしまうと「何のために生まれ今を生きているのか?」と自問自答してしまうような気もしなくもありません。
便利な世の中になったからこそ、あえて手紙が喜ばれる、贈り物を直接手渡しをして喜ばれる、など逆説的なビジネスも生まれているとも言います。
便利を追求しつつ、本当に大事なことは見直され、古き良き時代に戻るのかもしれません。

人間として生まれた以上、恋をして結婚をして子供を育て次の世代へと引き継いでいく。

今まで当たり前と思っていたことが全てひっくり返されてかきまぜられて、最終的にまた元に戻るのかもしれませんが、今一度自分の人生、何のために生きているのか?を考える、私にとっては良いきっかけになりました。

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