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不動産は縁と言われます。
自分が100%納得いく不動産物件を購入出来た方はまずいないのではないでしょうか?
立地、環境などは特に二つとないモノになります。
間取りや設備などはあとからでも変更はできますが、立地や環境に関しては選ぶ人にとって本当に納得のいくモノを探し当てることはまず不可能なのではないかと思います。また、環境に関してもとなりにどんな人が住んでいるのか?また引っ越して新しい人がどんな人なのか?こればかりは自分の力ではどうしようもないことだと思います。
結局のところは、自分にとっての優先順位をしっかりと持っておかないと、いろいろなものに目を奪われて最終的には衝動買いのような格好になってしまうこともあるかもしれません。
よく100円均一のショップに入って、何を買いに来たのかを忘れて、必要なものを買わずに違うものを大量に買って帰り、一番必要なものを買い忘れたことを家についてから思いだすようなものですかね?(笑)
さて、不動産というものは基本的には100均のようにホイホイと購入できるようなものではありません。
ましてや、ほとんどの人が「自分が住むため」の家を購入すると思います。
私の考えそのものは、「いずれは誰かに貸す」家を購入しています。
ただ、「最初は自分が住む」家です。
なので、基本的には考え方は同じなのかもしれませんが、私の場合は「先々誰かに貸す」という考えで家を選びますので、この段階で「自分の主観が消えます」
どういうことかと言いますと、自分が納得いく物件選びではなく、人が借りやすい物件選びに考え方が切り替わっているということです。
そのため、比較的大きな枠の中で物件選びをすることができます。
基本的に「人が借りやすい=利便性が良い場所」を選ぶことになりますので、駅の近くだったりバス停の近くだったり人が集まりやすい場所で物件を選ぶことになります。
その上で、実際に自分が住んでみて、住環境の良さをアピールすることもできますし、また、人に貸す場合、現状こうしたらもっといいな、と思う設備を新たに追加で設置したりすることで、より人に住んでもらいやすい状態にすることができます。
さらに言えば、そこに住んだ人がその家を気に入ってもらえれば長く住み続けてくれることになります。
そういう観点で不動産物件を選ぶため、私の場合、最も重要な優先順位は「立地」です。
ようは「便利な場所」ということですね。
ファミリー層を狙うのであれば、近くに小中学校があるところ。
逆に単身者を狙うのであれば、近くに駅やバス停があるところ。
など、部屋の大きさや家の大きさなどでターゲットは変わりますが、基本的には郊外はファミリー層、都市部は単身者用に切り分けてはいます。ただ、都市部のファミリー層向けの物件は単価が高く設定できるため、1つの方法としてはアリかと思います。
ただ、個人的に、都市部のマンションだと駐車場が別でとんでもなく高い駐車場代になったりするので私個人としてはあまり住みたくはないですね(笑)
「立地」の次は、「部屋の大きさ(もしくは敷地の大きさ)」でしょうか?
マンションであれば、部屋の中はいくらでも改造できますが、部屋の大きさ自体は変えることはできませんので、「部屋の大きさ、広さ」は極力大きい方が良いですね。
私の場合、古さ(築年数)にこだわりはありません。
耐震・強度の心配をされる方も多いかと思いますが、福岡の場合、大きな地震が過去にあったみたいですが、その時にできたヒビなんかも私の所有しているマンションにはあります。でも、その地震に耐えて今も存在しているのなら大丈夫だろう、くらいに考えています(笑)
むしろ、最近できてきているマンションの方が耐震強度は怖い気がしています。。
これも勝手な私の思いこみですが。。
部屋のなかはいくらでもいじれますので、安くて汚い物件を多少お金をつぎ込んでリフォームしてしまった方が、意外といい物件になったりします。なので、部屋の中の状態は全く気にしません。。
マンションであれば、修繕積立金が安すぎるところはちょっと怖いです。
管理費が異様に高いところもちょっと怖いです。
修繕積立金はマンション全体の修繕のための積立です。
これが安いところはマンション全体の修繕の時に追加の出費が発生する可能性があります。
また、管理費が高いところはなぜ?ということを頭に入れておいた方が良いです。
エレベーターがあるならそのメンテナンス代。
エントランスが大きくて豪華ならその電気代やメンテナンス代。
オートロックに関しても同じ。
ただ、管理費が高すぎて、修繕積立金が安すぎる場合はちょっと敬遠した方が良いかも?
逆に戸建ての場合はメンテナンスをほとんどしていないものとして考えた方が良いと思います。
この場合、一番怖いのは白アリ。
なので、物件を見に行く際は必ずと言っていいほど床下を覗きます。
また、状態を聞き出します。
それ以外はある程度妥協して、もしダメなら修理するつもりで考えます。
個人的には人が住みやすい環境を作ることが、誰かが借りてくれるであろう物件、という考え方なので、自分の習慣はあまり入れないようにしています。
むしろ、自分の主観で物件を見てしまうと、どんなボロ物件でも、「住めば都」と思って住んでしまうでしょうね(笑)
なんせ、風呂無し19000円の6畳一間に足掛け6年くらい住んでいましたので(笑)
ともかく、私の選ぶポイントは「立地」と「部屋の大きさ」です。
それ以外はあとから比較的なんとでもなると思いますので、この2点を外さないようにして物件を選んでいます。
そしてもう一つ上げるとすれば、「値段が安いこと」ですかね(笑)
安すぎる物件はたまに事故物件なんかもありますのでそこは気をつけてもらえればと思います。
でも、たくさんの物件を見ていくとある程度の相場なんかも身についてくると思いますので、その相場よりも極端に下がっている物件なんかは逆に疑ってかかった方がいいかもしれませんね。
私が物件選びでこだわっているポイントは以上でしょうか?
もしも、不動産物件をこれから選ぶというような方は参考にされてはいかがでしょうか?
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