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私がプロレスファンになったのは中学三年生の時。
1992年8月22日三沢がハンセンに勝った試合をみて、私はプロレスファンになりました(笑)
それからはしばらく、ガっツリ見るということはありませんでしたが、高校生になると土曜の深夜は新日本、日曜日深夜は全日本と、プロレス中継を録画しつつ、欠かさずに見ていました。
また、雑誌『週刊プロレス』を毎週木曜日の朝には最寄りの駅の売店で購入し、通学途中に熟読(笑)
そんなプロレス三昧な高校生活を送っていました(笑)
全日本は最初に見たのが三沢の試合ということもあり、超世代軍から、川田が離脱し、三沢光晴のパートナーが川田から小橋に、川田利明はジャンボ鶴田不在のなか空位となっていた田上明をパートナーに指名。
ここから、彼ら4人の死闘が繰り広げられていった。
まだまだ、勉強開始の当時の私は、ジャイアント馬場とアントニオ猪木がなぜ試合をしないのか?
と不思議に思っていました。プロレスの歴史を勉強していくとなかなか奥が深い(笑)
ようは、馬場が全日本プロレスを作り、猪木が新日本プロレスを作り、当時のプロレスは2大勢力の縮図。
で、お互いが交流をすると、人の引き抜きだなんだでもめるから、馬場はもめごとを起こしたくないから鎖国状態で団体を維持していた、と私はお勉強しました(笑)
なので、全日本びいきでプロレスファンをスタートした私は、三沢以下全日四天王の虜になっていくワケです。
まだ、そのころは三沢とて若手、外国人レスラーのスタンハンセンやゴディ、ウィリアムスなど強豪の外国人レスラーたちと死闘を繰り広げます。
しかし、三沢の三冠ヘビー級のベルトは長期間の防衛とともに全日本プロレスのエースへとのし上がっていきます。
これを追いかけるように川田や田上、小橋が成長を遂げていきます。
当時の全日本プロレスは馬場がある程度一線を退きつつ、ジャンボ鶴田をエースとして勢力図が取られていたところに、長期離脱の憂き目にあい、若すぎた感のある三沢をエースとせざるを得なかったと思えます。
そんな中で、馬場のポリシーともいえる試合感を三沢たちは実現します。
関節技でギブアップしない、試合を決めるときは必ず3カウントで決める。
そんな、へろへろになって最後3カウントで決める試合運びに私は毎回興奮し、プロレスの虜になって行ったのです。
で、全日本と対するように新日本はどうかというと、私は最初、新日本プロレスがどんなものか分かりませんでしたし、いつテレビで放送しているのかも知りませんでした。
『週刊プロレス』では、常にこの新日本の試合ものっていましたのでなんとなくではありますが知っていました。
で、全日本に遅れること半年くらいでしょうか?
少し遅れて勉強を開始しました。
恐らく、私がプロレスを見たのが、新日本プロレスが先で全日本プロレスがあとだったら果たしてプロレスファンになっていたでしょうか?と思えるような気が当時していました。
簡単にギブアップしてしまう、返し技で3カウントは入ってしまう。など、試合が簡単に終わってしまうな、という印象が強かったです。
のちのち、プロレスを何年も見ていくと、その違いや面白みも分かってくるのですが、なかなか最初のうちは分からなかったですね。
新日本は当時橋本真也の全盛時代。
三沢の三冠が途切れるのが先か、橋本のIWGPが途切れるのが先か?と思えるほどの長期政権を築いていました。
橋本は強かったですね。
いまでも、橋本と三沢が本気でぶつかったら橋本が勝っていたんじゃないか?と思えるほどです。
また、武藤も華がありました。当時はムーンサルトがフィニッシュホールドでしたが、この後、高田信彦とのUWFとの交流戦での試合で出たドラゴンスクリューから足四の字は一気に武藤を頂点へと押し上げ、また、しばらくこのフィニッシュホールドを多用していました。
蝶野もSTF、ケンカキック、G1男などを経て、TEAM2000からの黒の蝶野へ変貌し、ファンを魅了していきます。
それ以外にもたくさんのレスラーがいました。
私がプロレスから離れ始めたのが大学を卒業してからになります。
大学卒業が2001年の3月でした。
2000年の演劇部の自身の卒業公演の時、東京ドーム大会で馬場の引退試合が行われ、三沢がベイダーを破ります。
その年の6月でしたか?三沢がノアを旗揚げし、全日本が縮小していくことになります。
この後、プロレスファンの目線はノアと新日本に移っていくワケですが、ノアの方はあまりプロレスに熱中できていません。
それくらい、自分自身の足元がぐらついていたのでしょう。
娯楽に目が行かなくなっていってしまいました。
ともかく、私の高校時代、大学時代を熱中させたプロレス。
いまでも、全日本の全日四天王と闘魂三銃士が試合をしていたらどうなっていただろう、と考えなくもありませんが、やっぱりプロレスは面白いなーと思いますね。
いま、いきなりプロレスを見てももう誰が誰だか分かりません(笑)。
熱中できるだけの時間と、魅力ある選手が目についた時、また、ふたたびプロレスの方にも目が行くのかな?と思いますね。
いまはしばらく、充電期間ですかね(笑)
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