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『SAO』の作者・川原礫先生の作品になります。
もともとはこちらの作品の方が先行していたらしいのですが
『ソードアートオンライン』があまりにも人気が出てしまったため
アニメも1期以降、止まっている状態です。
様々なレビューなどを見ると
『SAO』よりもこちらの『アクセルワールド』の方が好き
といった意見などもあり
気にはなっていました(笑)
原作ラノベでは現在(2021.9.18)25巻まで発刊されております。
一気に読み進めてしまいましたが
25巻の最期はあまりにもぶつ切り感が(笑)
続きが気になって仕方がないですね(笑)
個人的な感想としては
大衆受けしやすい『SAO』よりも
『アクセルワールド』はマニアック度合いが強いかなーと思いました。
主人公がチビでデブでいじめられっ子という
大衆受けしにくいところからスタートしています。
『SAO』でも原作では引きこもりがちなオタクという設定なのかもしれませんが
いかんせん、細身でかっこよくなってしまっている「キリト君」なため
大衆受けはしやすいかなーと思ってしまいます。
ましてや、1期でアスナと結婚して、ユイちゃんというカワイイ子供まで
できてしまう設定で一気に引き込んでいます(笑)
また、世界観がVRMMOという様々なゲーム、バーチャルリアリティーの世界観なため
舞台が色々変えていけるという設定も
読者視聴者を飽きさせないというところも
現在、原作アニメゲームに映画と多岐に活躍できる要因だったかと思います。
対して『アクセルワールド』は舞台がブレインバーストという
1つのゲームの中で展開しており、どうしても人間関係やゲームの世界観としては
深く深く掘り進めざるを得ず、登場してくるキャラクターが増える一方で
人間関係が希薄にならざるを得ないのかなーと思います。
主人公のハルユキ君と黒雪姫の関係も比較的あいまいなままで
展開しているところも一読者としてはちょっと不満でもあります。。
ただ、先にもお話しした通り
ゲームの舞台が変わらないため、ゲームをより深く深く展開しているため
個人的には飽きはしなかったです。
『SAO』では時間の流れが、比較的数か月単位で進んでいきますが
『アクセルワールド』では途中から、数日、2・3か月を濃く展開しているため
25巻進んでも、最初から1年たっていません(笑)
ともかく濃いです(笑)
引きこもりがちだったハルユキ君の人間的な成長が
良い部分とイライラさせる部分と
より人間らしい姿を展開しているため
『SAO』と比べて、入り込みやすい人がいるのも納得はしました。
物語の後半になってくると各巻にヒロインらしきキャラが登場し
ハーレム度合いも『SAOのキリト君』を越えていっている気もします(笑)
作者の川原礫先生も『SAO』『SAOプログレッシブ』『アクセルワールド』と
人気作品を抱えているため
最近では新刊が一年で1冊の発刊となっており
果たして完結できるのだろうか?
と本気で心配になってしまいます(笑)
『アクセルワールド』に関しては
完結が近い気はしていますが
物語の中には、今後の予定として
旅行と新学期からの生徒会役員選挙が控えているため
一体いつまで続けるのか?
と心配の種は尽きません(笑)
『SAO』でもお話ししましたが
『SAO』は一つの物語が終わると、数か月飛ばして次のお話に展開しているのですが
その間に起こったであろう物語も
書こうと思えば書ける状態で
次の展開へと進めているので
(アンダーワールドで200年過ごした、と軽く飛ばしていますが
原作では2巻を使ってその序章を描いています。やろうと思えば
この200年だけで物語を作ることもできるかと思います。。)
また、『SAOプログレッシブ』で、最初の世界であった『SAO』をより深く展開しています。
それぞれの物語に期待はしてしまうのですが
本気で描こうとすればいくら時間があっても描き切れないような気もしています。
川原礫先生の作品の中では
比較的完結に近い(であろう)『アクセルワールド』
個人的には3作品ともすべて読んでいるため(笑)
続きが気になって仕方がないのではありますが
コンスタントに続きを発刊していただけると
ありがたいなーと思います(笑)
感想になっているかはわかりませんが(笑)
以上、『アクセルワールド』でした!
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