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さてさて、たけの引越記録 11件目。

今回がしばらく最後になるかと思います(笑)
というのも今実際に住んでいる家なので。。

さて、前回の続きから。
会社が倒産することを知った私は早速、銀行を回ってみることに。

普通では考えられない?住宅ローンを2本目を借りる。
これって、前回もかぶっていたのでできないことではないみたい。

普通に考えたら、住宅ローンって年収×8くらいが相場?
みたいなんですが、私の場合、1件目が300万(完済済み)2件目が870万でした。
当時の年収が500万くらいだったので、まだまだ、3000万円くらいの枠が残っていた計算になります。
下手な新築が買えてしまうくらいローンの枠は残っている、と思っていましたので、それに見合う物件探しに入りました。

福岡にやってきてから、いろいろなところを転々とはしましたが、今後を考えると、国民健康保険の支払いに追われることになると思った私はまず福岡市内を外しました。
また、郊外に出るのであれば、駐車場付の一戸建てを探した方が効率が良いことも考えました。

郊外で実際に住んだことのあるエリアと言うと春日市か志免町かという選択ではありましたが、結果的に志免町で安い物件を見つけたので見に行くことに。

で、2回の物件購入から考えたこと。それは、たまには不動産屋さんを変えても良いかな?と思ったわけです。
リフォーム屋さんも変えて相見積もりが出せるくらい幅を持たせておく方が今後、何かあった時に便利だと思ったわけです。

で、志免町にある1戸建て。
価格は750万円。
築37年だったかな?
当時の私より年上です(笑)

で、実際に嫁と行ってみました。

小さな一軒家。

玄関を入ってまっすぐに廊下。右側には2階への階段、トイレ。
左側はふすまになっていて、メインの畳6畳。

正面に扉があって、あけるとDK。4.5畳ほど。
入ると右側に扉、あけると脱衣所。洗面台と洗濯機置き場。
そして壁に穴があいているのでは?と思うような風呂場。

台所に戻ってその奥に小さな納戸?3畳ほどのスペースが板張りでありました。

1階は以上です。
生活スペースは6畳間と台所スペースの4.5畳、納戸の3畳のみ。

で、2階に上がると畳の4.5畳が2部屋あり、以上です。

まぁ嫁と2人暮らしだし。
生活するには十分な広さかな?と思いました。

築年数が古いだけにいろいろテコ入れしなければすぐに住めるわけではないなと思いましたが、ありがたいことにキッチンは比較的最近に入れ替えていたようで既存のままで十分に使えそうでした。
また、トイレも今まではまるっと交換していましたが、今回はウォシュレットを後付けでも良いかな?と思いました。

畳もあえてフローリングにはせずにこのままで良いと判断しました。

今回の部屋というか家は仕事が今後どうなるか分からないという、いわば長期的視野に立った上での判断をしなければならなかったため、自分たちが住む、というところにポイントを置いてリフォームすることにしました。

さて、購入価格は下げられませんでした(笑)

不動産屋さんもいつもと違うところ、リフォーム屋さんもこちらの不動産屋さんに紹介してもらったところ。
司法書士さんもいつもと違う人。銀行もこの不動産屋さんの紹介の人に自分で行きました。

全て初物づくしで、司法書士料金を下げることに成功。
また、リフォームも前回頼んでいたところに相見積もりをしてもらいやすい方で行くことになり、だいぶ下げました。

今回のリフォームの大きなポイント、それはユニットバスを入れるついでに、追いだきつきにすること。
プラス、オール電化にしたい!
ということです!!

いままでのマンション2件は都市ガスだったため比較的安いガス料金でしたが、郊外に出るとなかなか都市ガスは引かれていません。ほとんどがプロパンと言っても過言では無いんじゃないかと思います。

なので、どうせリフォームするならいま(当時)はやりのオール電化にしてみようと思ったわけです。

前回に引き続き、材料代を抑えるため、オール電化用のガス代、エアコン2台、モニターホンなどは安く楽天で通販し購入し、直接新しい家に届けました。(大工さんが受け取ってくれたようです)

で、結果的に物件価格750万円、リフォーム代180万、その他費用もろもろ込こみで住宅ローンを1000万円借り入れて無事決済。このときも頭金0で終えることができました。

晴れて、退職前に新しい家に引っ越すことができたのですが、実際に引っ越したのは3月より前の時期でした。
というのも、引越のピークになる前に引っ越し料金を下げるということと、2件目の部屋に人を入れるためにはピークの時期には空にしておく必要があったからです。

無事に、2部屋目の方にも人が入ることが決定はしましたが、このときの柔軟な対応フットワークの軽さなどはここまで10年以上賃貸情報を見てきたおかげかと思います(笑)

で、無事に志免町民となったワケですが、住み始めて最初のうちは、バスで福岡空港に通っていました。
バス停までは徒歩3分ほど。
そこまでにコンビニがあります。空港からは地下鉄で1駅なのでそんなに苦にはなりませんでした。
また、バス停からバスで博多駅にも直行できるため、意外と便利。
車も1台置けるスペースがあり、何と言っても買い物から帰った時が本当に便利。

いままでは車から部屋までは手に持って移動していましたが、それでも5分前後はあり、荷物によっては手が痛くなることもありましたが、この家では車のトランクを開ければすぐに玄関なので、多少重いものでもらくらく家に入れることができます。

戸建の良さは他にも、となりや上の階などから音がしない、また、こちら側も気を使わなくて良い。
特に夜中の洗濯やシャワーなど。

車があることで、以前映画をよく見に行っていたショッピングモールも近い、土地勘も比較的ある。
など、築年数はだいぶたってはいるものの、住めば都でそこまで不自由なく生活できましたね。

オール電化ということで、電気代とガス料金が電気代1本になって請求が来るので、かなり安いなーと思います。
もちろん、極力電気を使うときは深夜帯でつかうなどの気は使っていましたが。

この家に来て3カ月ほどで会社は閉鎖となり無職になったワケですが、それからも約8ヵ月間会社都合の失業保険をもらいながら生活をしていました。

2件目が70000円で借り手がついたおかげで支出住宅ローン36000円と管理費修繕積立が16000円の52000円を引いても18000円くらいはプラスの収入になりました。
1件目が60000円の収入に対して管理費修繕積立が12000円ですから48000円の収入。

併せて66000円弱の収入。年に一回固定資産税の支払いが95000円くらいだったかと思いますが、それを差し引いてもだいぶ生活は楽になります。

で、今回のこの家の住宅ローンですが、1000万借入35年支払いで毎月31000円。
なかなか31000円で駐車場付には住めないことを考えると、だいぶ安い。

また、家賃収入だけでも十分に支払いができてしまうので、私的には大分助かっています。

しばらくは収入が安定しないだろうと見越した住宅ローンの使い方ではありましたが、今までの引越の経験、不動産購入の経験をだいぶ活かせたかと思っています。

2012年の6月末をもって携帯電話の修理工場と別れを告げたわけですが、、2002年の日韓ワールドカップが終わったのが6月でした。考えてみれば、2002年の7月の頭から携帯電話の修理工場で働き始めてからちょうど10年でした。

この10年、あのどん底から這い上がって、気づけば3件の不動産を持って、手出しなしで生活ができるようになるとは思いませんでした。

今でもこの家に住んではいますが、そろそろ次の家を購入しようかとも考えています。。

ではでは一旦ここでたけの引越記録を終わりたいと思います。
次の家に引っ越すことになりましたらまたお話の続きをしていきたいと思います。

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