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事業にも通じる考え方だと思いますが、先程(笑)大阪市長が「大阪の公立学校教員の初任給を全国でトップに!」との提案から、教育委員会を動かし、見事実行に移したとのお話をさせていただきました。
大阪の公立学校教員の初任給が、来年度から26万円に!?
今回のテーマは、リーダーとは?
ということを少し考えてみたいと思います。
私の知る限り、有名人芸能人が選挙に出て、議員や都知事、府知事等々になっていくという行動は、「世論の注目をひきやすい」という点で、ナシでは無いと思います。
ただ、ここに実績を求めていこうとするのはなかなか難しいのかな?とも思います。
私の知る限り、たけし郡のそのまんま東さん、東国原宮崎県知事は、実力があったかどうかは別にして、宮崎に人を呼ぶことにある程度成功したのかな?と思います。
今回の大阪市長は、頭は本当にいいんだろうと思います。
また、橋下徹さんの後継というところでも、理念などはある程度一致しているのかもしれません。
で、今回の吉村大阪市長は、「大阪の公立学校教員の初任給を全国でトップに!」と提案し、教育委員会を動かした、という実績を作りました。
リーダーとは本来、「決めること」がリーダーに求められていることだと私は思います。
よく、このお話もいろいろなところでするのですが。
ドラゴンクエストに出てくるパーティーのお話し。
戦士は力が強い
魔法使いは攻撃呪文が得意
僧侶は回復呪文が得意
武闘家は素早さが、などなど、個性豊かな職業の方がいます。
じゃあ、勇者は何が得意なのか?
すべてが中途半端に育つ勇者。
勇者の武器は「勇気」だ、と答えたのは「ダイの大冒険」のマトリフですが(笑)
私は、勇者の武器は、「決定すること」だと思います。
つまり、パーティー全体を指示すること。
その上で、先頭を切って敵に向かっていくこと。
これが、リーダーに求められていることなのではないでしょうか?
そして、本当に大事なことは、「(自分は)こうしたい!」とまずは自分の思いを端的に全体に発言する。
その上で、「こうこう、こういう理由で、こうしたいと思っている。」と理由を説明する。
今回の件で言えば、「大阪を一番アピールする場は何か?」大阪市長はいろいろ考えていたのだと思います。
その中で、「大阪を一番に!」という思いのもと、「公立学校教員の初任給をいちばんにしたらどうか?」と考え、発言したのではないでしょうか?
その思いのもと、大阪市の教育委員会に訴えたのだと思います。
リーダーが思い、実行した。
そして、決まった。
今後の運営については、教育委員会が中心となってやっていくでしょう。
つまり、大阪市長の役割は、「自分の思いのままに行動を起こした」ということです。
そして、その行動は多くの人を動かし、今後については他の人たちを中心として動いていく。
ここには、「大阪府のためになることをするために選ばれた」使命感のようなものもあると思います。
そのためにお金を頂いているワケですから。本人もとても良く分かっていると思います。
そして、もう一つは大阪が好きなんだと思います。
どんなことでもそうだと思いますが、「本当に好きなことしか続かない」と思います。
使命感、義務感、責任感。
いろんな言葉はありますが、最終的には「自分が好きだから」できることなんじゃないかなーと思います。
ちょっとずれてしまいましたが、リーダーとはまとめ役。
まとめるというよりかは、「決定」をしていく。
もちろん、意見の相違もあるでしょうし、反発もあると思います。
そういった困難を乗り越えながら、みんなの意見を一致させる。時にはまわりの意見を無視してワンマンに決定することもできる。結果として、まわりが納得のいくようなものがつくれれば良いですが、みんなの反対を押し切って失敗すれば、まわりの気持ちはどんどん離れていくでしょう。
市長という立場でも同じでしょう。
これが会社のトップでも同じだと思います。
演劇部の長でも同じ。
現場の責任者でも同じ。
1つの組織を取りまとめるリーダーに必要なこと。
それは、まわりの意見に耳を傾けながら、「組織のため」に「決定をする」そして、「その決定を達成するために行動する」ことがとても大事なことのように思えました。
大阪の公立学校初任給の記事から、地方行政とブログ運営の共通点を考えてみました
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