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九州運輸局は、九州への外国人入国者が過去最高であったことを発表したようです。

2月は43万7322人だったようです。
九州には、だいたい各県に空港はあるものの、やはりメイン空港は福岡になるでしょう。
また、国際線ともなると、福岡の発着数がピカ1だと思います。

あとは、韓国が距離的に近いため、クルーズ船と呼ばれる船での入国も可能となっているため、福岡を訪れる外国人の数は年々増え続けているようです。

先日もお話ししました福岡空港運営の民間委譲の件、背景にはこのような年々増え続けている外国人入国者への対応があったものと見られますね。
また、空港を維持する運営費も現行赤字とのことでしたので、これらの外国人入国者への対応が現行うまくいっていないことも推測しやすい状況かと思います。
まずは、福岡空港の国際線のターミナルビルでどれだけの外国人入国者からお金を落としてもらえるのか?
また、他の新聞記事にもありましたが、5つ星くらすのホテルも併設するとのことでしたので、これらの外国人入国者が国際線ターミナルビルに併設されるホテルに宿泊ともなれば、収支も大きく改善されると予想しているのだろうと思います。
(参照:福岡空港民営化、地場連合の福岡エアポートHD等で決定のニュースを見て思ったこと

年々増えている外国人入国者。
私の近所のバイキング施設もそんなに大きくない駐車場に平日の昼間は2台3台と押し寄せては外国の方がいっぱい降りていく光景をよく見ます。
また、一般人には開放されていない、免税店なんかも見かけます。
ここにもしょっちゅう大型のバスが出入りしているのを見ていますので、かなり外国の方を見かけることが多くなっています。
福岡市内の天神博多かいわいには、二階部分は屋根が無く、オープンカー的な観光バスが、市内をぐるぐる回っているのも良く見かけます。
太宰府天満宮にもしょっちゅうツアー団体らしき人たちを多く見かけてました。
こういった人たちはまさに外国人旅行者なんだろうと、薄々は気づいていましたが、毎年着実に外国人入国者が増えているとは思いませんでした。

新聞によれば、韓国・中国・台湾の旅行者がとても増えているようですが、傍目には日本人と変わらない風貌なので、単に街を歩いているだけでは区別がつきません。ただ、ツアーのような添乗員が誘導しながらぞろぞろと歩いている一団を見ると「あぁ旅行できている外国人なんだろうな」と想像しやすいです。

これからも日本の人口は減少の一途をたどるであろうことは容易に想像できます。
増えすぎた地方自治体の維持管理を考えたときに都市部集中の流れは食い止められないと思います。
都市部集中になったとしても、地方自治体の維持管理はさらに難しいかじ取りを迫られてくると思います。

そうなった時に、もう一つの財源確保。
この外国人入国者の誘致をいかに積極的に、早い段階から着手していくかは今後の日本を占う意味でも大きなウェイトを占めてくるだろうと思います。
かつての鎖国の時代から、なかなか外国人となると引っ込み思案が多いように感じられる日本人ではありますが(笑)今後もこの流れは止まらないと思いますし、むしろ歓迎するつもりでどう対応していくのかを真剣に考えなければならない時期に来ているのだと改めて思いました。

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