スポンサーリンク


これは、フリーター時代に実践した私の経験のお話しになります。

このブログにあります、「引越履歴」の1件目、大学を卒業し
人生に挫折しかかり
毎日鬼束ちひろさんの「月光」を聞きながら涙を流したひきこもり時代を経て
何とか社会復帰をするために派遣労働者として携帯電話の修理工場に入り
週払いの給料から生活の再建、
ようやく風呂無し・トイレ共同の家賃19000円のアパート?から
2件目の風呂あり(笑)家賃28000円の物件へと引っ越した直後から
福岡で1件目の物件購入して、借り入れた300万円の住宅ローンを
3年で払い終えるくらいまでのお話しになります。

都合、5~7年くらいでしょうか?
毎月10万円くらいは貯金をし続けていました。

もちろん、この間、収入は上がり続けていきますので
キツキツの貯金から結果的にはだいぶ余裕のある貯金へと変わっては行きましたが。。。

借金20万円を消費者金融から借り入れる

さて、その最初の頃の自分のお話です。
【たけの引越記録】2件目 はじめてお湯の出るアパートへ

にも書かれている通り、
1件目の物件から2件目の物件へと引越をするのに
消費者金融から20万円の借り入れをして引越をしました。

当時は両親と絶縁状態にあり(笑)(ただ単にそんな生活をしている自分が恥ずかしかっただけなのですが。。。)
誰にも頼ることなく、お金を借りて、自分1人で引越をしました。
その、20万円を返済するために
当時の月収17万円くらいの中から、10万円を返済。
2ヶ月目の給料日は10万円と利息分も含めて返済したと思います。

ともかく、この2カ月は
家賃28000円、電気ガスなどの光熱費、食費、携帯代
削れる部分はとことん削り7万円で生活をしました。

実際に生活してみると、特にこれと言って無茶をしたという感じはしませんでした。
この生活の中で
ひたすら納豆ご飯生活が生まれるワケですが(笑)
このおかげで
借金を返済した後も
同じ生活をすることで
「毎月10万円貯金生活」がスタートしたワケです。

今考えれば、借金さまさまです(笑)

借金が無ければ、こういう生活をすることもなかったでしょうし
わざわざ貯金しようとも思わなかったかもしれません。

当時の生活は。。。

当時の自分は原付で会社に通っていました。
1週間に1回くらいでしょうか?
満タンにしても400円くらい?
1か月のガソリン代なんて微々たるものでした。

ある程度余裕の生活が成り立ってくると
ヘルメットを新品にしたり、原付を新車で購入したりと(15万円くらいだった?)
(当時の自分からすれば最も高い買い物だったと思います)
必要なものは購入していましたが
それ以外の支出は
「必要なもの」以外にはお金を使っていませんでした。

毎日ごはんを1.5合炊いて、夕飯にしていました。

毎日納豆もさすがに飽きてくると
たまに、あじしおをかけて食べてみる。
ごましおをかけて食べてみる。

たまごは1パックを使いきる自信が無かったので
ほとんど購入しませんでした。

何ヶ月目だったか?覚えていませんが
毎日同じご飯で
気持ち悪くなったこともありました(笑)
そんな時、ドラッグストアで買った「豆腐」。
しょうゆをかけて1パック食べて終了。。。
なので、食費は
お米5キロ、2000円くらい?
納豆が1パックで3日、1週間に2パック、1カ月に8~9パックで
高く見積もって900円くらい。
飲み物としてコーラを毎回1.5リットルを購入してました(笑)
2本で300円くらいだったかな~~?
コレも多く見積もって1カ月2000円くらい。
たばこが1日1箱。
当時はまだ1箱250円前後だったと記憶しています。
4カートン買っても10000円くらい。

携帯電話が当時いくらぐらい使っていたか覚えていませんが
ともかくも、自分の人生において最も底辺の生活をしていた時代に
積極的に友達と会ったり、食事に行くということはしませんでしたので
携帯電話も、ただ持っている、という状態だったかと思います。

せいぜい行っても5000円くらいだったのではないでしょうか?

1人暮らしの光熱費は、電気・ガス・水道全部で1万円を越えることはほとんどありませんでした。
6畳一間の1R。
冬でもエアコンを使うことはなかったような気がします。

支出をまとめると

家賃28000円
光熱費10000円
食費5000~10000円
たばこ10000円
携帯電話料金5000円。
ガソリン代2000円。

かなり多く見積もって月65000円。

今考えるとよくやっていたな~と思いますね。
でも当時の自分としては
ホント、最低限の生活はできていましたし
特に「苦しい」とは思っていませんでした。

毎月10万円貯金して
最初の頃の自分が何をしたか?

未納になっていた国民年金をまとめて支払っていきました。
こうすることで翌年の所得税や住民税が下がることを
勉強しました。

この頃です。
私が税金の勉強を始めたのは。

他にやることもなかったので(笑)
税金の勉強をまともにしていくと
派遣社員と言う形でも「社会保険に加入している」状態の自分にとって
適用となる「控除」(経費)は本当に数少ないのだな、と分かってきました。

国民年金を払える分だけまとめて払うと
翌年の「所得税として積み立てたお金」が「還付金」として
かなりの額返ってきました。

これこそが「税金の勉強の成果」でした。

ひたすら貯金生活をしていく中で
サラリーマンでは使うことのできない「経費」をどうやったら
「使えるのか?」を考えていきました。
その中で出会ったのが
「サラリーマン大家さん」の本だったのです。

これを突き詰めていくと
タイトルの趣旨と大きく脱線してしまうので
ここら辺で止めようと思います(笑)

なんでそんな生活が成り立ったのか?

たばこは吸いますが
お酒を飲みません。
ま、、コーラは飲んでましたが(笑)

ギャンブルもしないし、車にも興味はありませんでした。
さらに言えば、生きるということにもそこまで執着がありませんでしたので(笑)
アレが食べたいとか
アレが着たいとか
アレが欲しいとか
特にありませんでした。。。

あ、ただ、ゲームは良くやってましたね。
「パワプロ」。
まあ、「ゲーム」は1本購入してしまえば
それ以外のランニングコストはかからないので
良かったのかもしれません。

当時やってたのも「パワプロ」と「ドラクエ」くらい?
ただ、仕事仕事の毎日だと
RPGは体が持たないというか(笑)
途中で寝てしまうというか(笑)
そんなこんなで
「ゲーム」も遠ざかっていたような気もします。。。

特にやりたいこともなかったので貯金をしていた。
と言うのが的を得た言葉かもしれません。

そ、何がしたいとか、20代ではまだ何も分からなかった。
だからいつか使うであろうお金を貯金していたのでしょう。

そのおかげで30歳にして1件目の物件を購入することができました。

だから、必ず10万円貯金する!
と決めていたわけではありません。

原付が「必要」ならそのためのお金は使いましたし
「必要だ」と思うものにはきちんとお金は使っていました。

逆に「必要な支出が無い時」は10万円以上の貯金をしていたと思います。

だから、この貯金生活をしていても「苦しい」と感じなかったんだろうと、
だからこそ、長く続けていけたのだと思います。

結果的に、この「必要なものにお金を使う」「不必要なものにはお金を使わない」という
価値観は今でも役に立っています。

個人的な感情でお金を使ってしまうこともときにはあるでしょうが
やはり、最終的な判断は
その支出が本当に必要なのかどうか?

もしも参考になる部分があれば幸いと思いお話をさせていただきました。
また、思い出すことがあれば綴っていきたいと思います(笑)

スポンサーリンク